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Azure DevOps のパイプラインは、コードをビルド、テスト、デプロイする方法です。この章では、Ranorex Studio のソリューションを実行するために、Azure DevOps のパイプラインを作成、設定、実行する方法について説明します。Azure DevOps Pipelines については、公式の Azure Pipelines documentation を参照してください。
Azure DevOps プロジェクトの新しいパイプラインは、以下の手順で作成します。
開いているプロジェクトで、画面左にある Pipelines をクリックします。
New pipeline をクリックします。
使用するパイプラインの指定方法に応じて、以下いずれかをクリックします。
Click Azure Repos Git (YAML) (上級者向け。ここでは詳しい説明は割愛します)
Click Use the classic editor
パイプラインの概要には、パイプラインを構成するさまざまなコンポーネントが表示され、多くの設定がおこなえます。ここでは、Ranorex Studio との連携に関連するもののみを説明します。
Tasks で Pipeline をクリックすると、パイプラインの基本的な設定が表示されます。以下の設定がおこなえます。
Ranorex Studio テストを、Azure DevOps パイプラインで正しく実行するには、エージェント ジョブに、以下のタスクが含まれている必要があります。
以下のタスクの代わりに、このセクションの後で説明している、公式の Ranorex Studio ビルド タスクを使用することもできます。
Visual Studio build タスクは、Ranorex Studio テスト ソリューションをビルドします。エージェント ジョブに、デフォルトで含まれています。
設定
Display name の変更
Platform の変更 (x86 など)
Ranorex Studio ソリューションのビルドを実行します。エージェント ジョブに、コマンドライン タスクを追加する必要があります。
以下の手順で追加します。
エージェント ジョブの横にある + 記号をクリックします。
検索バーで、command line を検索します。.
Add をクリックします。
設定
Display name の変更
デフォルトの Script を以下のように置換
Azure DevOps パイプラインで Ranorex Studio テストを実行する場合、デフォルトでは、Ranorex Studio レポートはビルドの作業ディレクトリに保存されません。これには、エージェント ジョブに、Publish build artifacts タスクを追加する必要があります。
Publish build artifacts タスクをクリックします。
必要に応じて Display name を変更します。
Path to publish を、画像のように変更します。
必要に応じて Artifact name を変更します。
結果
パイプラインが完了すると、Summary でレポートを確認できます。
デフォルトでは、Ranorex Studio テストの結果は、Azure DevOps 上で表示されません。しかし、JUnit 形式の Ranorex Studio レポートを使用することで、表示することができます。
以下の手順で設定します。
エージェント ジョブに、Publish test results タスクを追加します。
必要に応じてタスクの Display name を変更します。
Test result format に JUnit を指定します。
Test results files に、**/*.xml を指定します。
Search folder に、現在の作業ディレクトリを指定します。
結果
Pipelines > Builds > Tests から、ビルド実行後のテストの詳細が確認できます。
公式の Ranorex Studio ビルド タスクは、上記のセクションで説明した Ranorex Studio テスト用のパイプライン タスクの内容を設定できるUIを備えた、シンプルな単一のタスクです。フリーの拡張機能として、Azure DevOps Marketplace からダウンロードできます。
ダウンロードしたタスクをジョブに追加して使用してください。
ビルド タスクは、設定内容に応じて、コマンドライン引数のセットを生成します。したがって、コマンドライン インターフェイスから Ranorex Studio のテストを実行するとの同じように動作し、それらに指定する引数も同じように動作します。
すべてのコマンドライン引数については、⇢ コマンドライン実行 を参照してください。
これらのオプションを設定することで、テスト結果を TestRail に送れます。
テスト実行をカスタマイズするための、追加のコマンドライン引数を指定できます。利用可能なコマンドライン引数については、⇢ コマンドライン実行 を参照してください。
パイプラインの実行には、⇢ Azure Pipelines エージェントのセットアップ が必要です。
Pipelines > Builds をクリックします。
Run をクリックします。
パイプラインは、すべてのタスクを指定された順番で実行します。Azure DevOps 上で実行状況が確認できます。
パイプラインが開始されると、エージェント ジョブがエージェントに渡され、実行されます。エージェント ウィンドウに、ジョブが開始されたことが表示されます。
エージェントは、Ranorex Studio で実行するのと同じように、Ranorex Studio テストを実行します。
パイプラインが完了すると、パイプライン概要に表示されます。
ジョブが完了すると、エージェント ウィンドウに結果が表示され、アイドル状態に戻ります。
パイプラインを自動でトリガーすることもできます。Enable continuous integration を有効にする必要があります。Ranorex Studio ソリューションに変更を加えて Git にコミットおよびプッシュすると、対応するパイプラインがトリガーされます。
自動トリガーは以下の手順で設定します。