結果がありません。
リクエストされたページは見つかりませんでした。記事を探すには、検索条件を絞るか、上記のナビゲーションを使ってください。
UI 要素をトラッキングおよび識別する際、Ranorex Studio はまた、UI 要素を、その目的に従って分類し、状態を定義します。Ranorex Studio は、ロール (Role)、機能 (Capability)、特性 (Characteristic)、属性 (Attribute) といった概念で分類をおこないます。
Ranorex Studio は、最適な方法でこれらの分類を選択します。UI 要素を分類できない場合には、Unknown に分類します。
この章では、ロール (Role)、機能 (Capability)、特性 (Characteristic)、属性 (Attribute) といった分類の仕組み、および Ranorex Studio での確認方法について説明します。
Ranorex Studio は、UI 要素を分類し、ロール、機能などを割り当てる際に、所定の順序で処理をおこないます。これを示したものが以下の図です。
テクノロジーに依存しないロール
ロール固有の特性
属性
テクノロジー固有の機能
属性
ロール (Role) は、ユーザーが UI 要素とどのように対話するのかを、つまり、UI 要素の目的を定義します。以下の図は、Ranorex Studio で定義されているロールの一覧です。これらのロールは、テクノロジーに依存するものではなく、一般的な UI 要素をカバーします。Unknown タイプは、Ranorex Studio が適切なロールを割り当てることができなかった場合に使用されます。
割り当てられたロールの簡単な例として、リポジトリ アイテムの RanoreXPath を確認するか、Ranorex Spy のツリー ブラウザーで UI 要素を選択してください。
Role visible in repository item
テスト対象アプリの、性別選択のラジオ ボタン
対応するリポジトリ アイテム RdbFemale
RanoreXPath における、割り当てられたロール
Role visible in Spy
UI 要素に割り当てられたロールと、UI 要素の名前 (要素ツリーでの表示)
UI 要素に割り当てられたロールと、UI 要素の名前 (要素の詳細での表示)
ロールに基づいて、Ranorex Studio は特性を導出します。特性には、UI 要素をより詳細に定義する属性が含まれます。特性の数と種類は、ロールによって異なります。以下の図は、RadioButton ロールの特性の例を示したものです。
General
Layout
Dynamic
Role attributes
RadioButton
です。特性およびその属性は、Ranorex Spy の概要および詳細タブで確認できます。
属性の概要: UI 要素で現在使用可能で割り当てられている属性の概要を表示します。
属性の詳細: UI 要素の属性を詳細に表示、および編集が可能です。
上で説明したロール固有の特性とは別に、Ranorex Studio は、テクノロジー固有の機能も割り当てます。機能は、テクノロジーのカテゴリーで分類されます。以下の図は、カテゴリーの一覧とそれらに含まれる機能の数を示したものです。
前述の例で使用した RadioButton を再度使用します。以下の図は、ラジオ ボタンの属性の概要の、Ranorex Spy での表示を表したものです。WinForms テクノロジーの一部である、4 つの属性を持つ Control
機能が割り当てられていることが確認できます。これは、テスト対象アプリが WinForms テクノロジーを使用して、ラジオ ボタンを実装しているためです。
WinForms テクノロジーの一部である Caontrol 機能
この機能に含まれる 4 つの属性
Ranorex Spy の 重み付けルールの編集… から、すべての機能と属性が確認できます。
Spy の概要タブで、重み付けルールの編集… をクリックします。
表示されたダイアログで、属性の一覧の表示… をクリックします。
機能と属性の一覧が表示されます。
機能 (Capability)
属性 (Attribute)