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単純であるか複雑であるかに関わらず、テスト自動化においては、事前の準備が重要です。事前の準備はミスを防ぎ、長期的には時間の節約になります。この章では、テストのレコーディングを開始する前の準備について説明します。
最適なパフォーマンスでレコーディングをおこなうための、レコーダーの設定方法、およびホワイトリストの利用方法については、以下のスクリーンキャストを参照してください。
テストがより簡単に、より効率的に作成できるように、以下の事柄に注意してください。
テスト対象アプリ (AUT: Application under test) | テスト対象アプリを、毎回自分で起動しますか? それとも、レコーディング開始時に Ranorex Studio で自動で起動しますか? いずれの場合にも、アプリのインストール パスと、起動パラメーターを知っておく必要があります。 |
テストデータとパラメーター | ログイン名やパスワードなどの、テストに必要なすべてのテストデータとパラメーターが用意されていることを確認してください。 |
テスト対象アプリのインスタンス | レコーディング中は、テスト対象アプリは複数起動しないでください。RocketStart ソリューション ウィザードでソリューションを作成している場合、Ranorex Studio はテスト対象アプリを自動的に起動および終了します。 |
レコーディング操作 | ⇢ ホワイトリスト 機能を使用していない場合、レコーディング中には、テスト対象アプリには無関係な意図しない操作も含め、すべてのユーザー操作が記録されます。ポップアップのような、レコーディングを妨げる可能性があるものは、すべて無効にしてください。 |
このユーザー ガイドに記述されているコンセプトと作業手順を説明するために、Ranorex Studio Demo Application というアプリを用意しました。このユーザー ガイドの基礎および応用の章で使用するサンプルのテスト対象アプリです。
⇢ Ranorex Studio Demo Application からダウンロードし、任意のフォルダーに解凍してください。ここのチュートリアルでは、/Downloads/
フォルダーに解凍したものとして進めます。
テストを詳細に計画する前に、テスト対象アプリを起動し、正しく動作することを確認します。
デモアプリを解凍したフォルダーに移動します。
ダブルクリックして起動します。
The Ranorex Demo App in the default folder
デモアプリの Welcome 画面が表示されます。
デモアプリが正しく動作することを確認したら、アプリを閉じます。
このデモアプリは、ユーザーガイドの基礎および応用の章で使用する、すべてのサンプル ソリューションにも含まれています。
あとでレコーディングをやり直したり編集することを防ぐために、レコーディングの計画を作成しましょう。
マウス移動のレコーディングについては、Ranorex Studio 基礎 > Ranorex Recorder > ⇢ Recorder control center とホットキー を参照してください。
これまでの注意事項に従って、5 つのステップで簡単なテストを定義します。このテストは、以降の章でもサンプルとして使用します。
1. Ranorex Demo Application を起動します。
2. “Enter your name” フィールドに、Harry と入力して Submit をクリックします。
Entering and submitting a name
3. それにともない Welcome メッセージが変更されることを確認します。
4. Reset をクリックして Welcome メッセージを元に戻します。
5. デモアプリを終了して、レコーディングを停止します。
ソリューション ウィザードで、⇢ デスクトップ テスト ソリューションを作成 し、デモアプリをテスト対象アプリとして指定します。
This is the caption of the image
デモアプリをテスト対象アプリとして指定し、ウィザード終了後にアプリを自動で起動するように指定します。
完了すると、ソリューションが Ranorex Studio で以下のような状態で開かれます。
空のレコーディングモジュール Recording1 がレコーディングモジュール ビューに表示されています。
テストスイート ビューでは、Setup および Teardown 領域を持つテスト ケースの中に、Recording1 が配置されています。Setup にはデモアプリを起動するレコーディングモジュールが、Teardown にはデモアプリを閉じるレコーディングモジュールが含まれています。
レコーダーの振る舞いをカスタマイズするための多くの設定があります。この章で説明するレコーディングの方法を含め、多くの場合、デフォルト設定が適しています。しかし、設定の変更が必要な場合もあります。設定を変更する場合には、レコーダーまたは Ranorex Studio のツールバーの Settings をクリックします。
Global & local Recorder settings
グローバル レコーダー設定
現在のレコーディング モジュールのローカル レコーダー設定
レコーダー設定の詳細については、Ranorex Studio のシステム詳細 > 設定 > ⇢ Ranorex Recorder の設定 を参照してください。