結果がありません。
リクエストされたページは見つかりませんでした。記事を探すには、検索条件を絞るか、上記のナビゲーションを使ってください。
この章では、レポートの保存場所、その内容、読み方、設定の変更方法について学習します。
以下のスクリーンキャストで、この章で説明している内容を確認できます。
レポートのファイル名は自動的に生成されます。ファイル名は、テストがレコーディング モジュールで実行されたか、テスト スイートから実行されたかによって変わります。
.rxlog
(Ranorex Log) で終わります。レポートのファイル名はカスタマイズできます。詳しくは、Ranorex Studio のシステム詳細 > 設定 > ⇢ レポートの設定 を参照してください。
プロジェクト ビューで、レポートは Reports
フォルダーに保存されています。
レポートには、2 つの異なる場所からアクセスできます。レイアウト ファイルとレポート データ ファイルを含む、オリジナルのレポートは、出力フォルダーの Reports フォルダーに格納されます。
プロジェクト フォルダーの Reports フォルダーには、オリジナルのレポートへのショートカットのみが配置され、レイアウト ファイルやレポート データ ファイルは配置されません。
これを説明した図が以下です。
プロジェクト フォルダーの Reports フォルダー
プロジェクトの出力フォルダーの Reports フォルダー
レポートのレイアウト ファイル
オリジナルのレポート ファイルへのショートカット
オリジナルのレポート ファイルとレポート データ ファイル
Ranorex Studio 9 以前のバージョンで作成されたソリューションの場合、上記とは若干動作が異なります。
レイアウト ファイル、レポート データ ファイルを含むオリジナルのレポートは、プロジェクトの出力フォルダーに直接格納され、Reports フォルダーには格納されません。
レポート ヘッダーには、さまざまなデータとテスト結果のサマリが表示されます。
Basic report data
テスト スイート名/レコーディング モジュール名
テストが実行されたテスト スイートまたはレコーディング モジュールの名前
システム データ/テスト データ
エラー/警告カウンター
レポートに 1 つ以上の警告がある場合には、以下のような橙色の通知が表示されます。
Error/warning counter in test report
テスト結果
テスト結果サマリのパイ チャート
このチャートでは、テスト ケースのみがカウントされます。スマート フォルダーはカウントされません。
成功したテスト
緑色のチャートは、すべてのテスト ケースが成功 (Success) したことを示します。
失敗したテスト
赤色のチャートは、すべてのテスト ケースが失敗 (Failed) したことを示します。
テスト サマリ
デフォルトでは、テスト ケース、スマート フォルダーなどの詳細は表示されていません。各項目名の横にある矢印をクリックすると、詳細が表示されます。
レポートは、テスト実行に基づいたテスト スイートまたはレコーディング モジュールと同じ形で構造化されています。レポートに表示されているテスト スイート内の構成要素は、各テスト アクションです。設定されたレポート レベルしきい値を越えるすべてのアクションが、その実行順に表示されます。
TestRun で設定したテスト スイートと同じ構造
Recording1 に含まれるアクションに関するすべてのレポート メッセージ
Time
デフォルトでは、このカラムには、テストの実行開始時間からの相対時間が表示されます。⇢ レポートの設定 から設定を変更できます。
Level
このカラムには、実行されたアクションのレポート レベルが表示されます。
Category
このカラムには、実行されたアクションの種類が表示されます。
Message
アクションの実行中に発生した事柄に関する詳細な情報が含まれたレポート メッセージが表示されます。
Report message stating that the key sequence ‘Harry’ was performed on a specific repository item.
失敗時には、2 つのスクリーンショットも表示されます。1 つは失敗発生時のもの、もう 1 つは失敗が発生する直前のものです。
失敗発生直前のスクリーンショット
失敗時のスクリーンショット
データ駆動テストでは、データにバインドされたテスト ケースまたはスマート フォルダーは、データ ソースに応じて何回かのイテレーションを実行します。レポートでは、これらのイテレーションがそれぞれ表示されます。
Data iterations in reports
データ イテレーション
データ行
変数と値
Masked report data
データ イテレーションとデータのマスクについては、Ranorex Studio アドバンスト > ⇢ データ駆動型テスト を参照してください。
テスト ケースまたはスマート フォルダーに、実行のイテレーションが設定されている場合、各イテレーションがレポートに表示されます。
Run iterations in test reports
実行イテレーションについては、Ranorex Studio 基礎 > テスト スイート > ⇢ テストの実行 を参照してください。
レポートには、テスト コンテナー用とアクション メッセージ用の、2 つのフィルターがあります。
レポートの上部にあるチェックボックスを使用することで、テスト コンテナーの実行結果でフィルタリングできます。
Filtering report messages
Success: チェックしている場合、レポート レベル ‘Success’ のメッセージを表示します。
Failed: チェックしている場合、レポート レベル ‘Failure’ のメッセージを表示します。
Blocked: チェックしている場合、テスト実行をブロックされたテスト ケースを表示します。
ブロックされたテスト ケース/スマート フォルダーは、その実行前にテストが中断されたか、条件分岐の条件が満たされなかったか、または TestRun 設定で選択されていなかったために、実行がおこなわれなかったものです。
モジュール中のアクション メッセージを、レポート レベルによってフィルタリングできます。
レポート メッセージから、関連するアクションまたはテスト ケースに、直接ジャンプできます。
テスト コンテナーやレポート メッセージにマウス オーバーします。
右上に表示される Jump to item をクリックします。
Jump to item ボタン
関連するアクションとリポジトリ アイテム
Ranorex Studio 以外でレポートを開いている場合、Open in Spy ボタンが使用できます。ボタンをクリックすると、対応するアイテムを Ranorex Spy で開きます。
Open in Spy ボタン
テスト実行時の状況を、動画で保存できます。この機能は、Ranorex Agent でも利用できます。
ビデオ レポートは、デフォルトでは無効化されています。⇢ レポートの設定 から有効化できます。
レポートで、テスト ケースの横にある Play video をクリックすることで、対応する動画を再生できます。
動画は、出力フォルダーの Reports フォルダーに保存されます。テスト実行ごとにフォルダーが作成されます。
出力フォルダーの Reports フォルダー
3 個のビデオ フォルダー
Ranorex は、テスト実行中にレポートを生成します。ユーザーは、テスト実行中にいつでも確認できます。これは、非常に長いテストを実行する場合に便利です。
Progressive reporting with two notifications indicating that the test is still in progress.
テスト実行中のマシンでレポートを開こうとすると、その操作によってテストが失敗する可能性が非常に高くなる点には注意してください。
レポートの設定にアクセスするには、以下の手順でおこないます。
テスト スイート ビューで、テスト スイートを右クリックします。
プロパティ をクリックします。
レポート タブをクリックします。
Report settings
レポートの設定については、Ranorex Studio のシステム詳細 > 設定 > ⇢ レポートの設定 を参照してください。