Install a floating license | Ranorex
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フローティング ライセンスのインストール

この章では、サーバー マシンにインストールされた Ranorex License Manager へのフローティング ライセンスのインストール方法について説明します。オンラインでのインストール、およびオフラインでのインストールの両方について説明します。フローティング ライセンスを管理するための Ranorex License Manager のインストール方法、フローティング ライセンスの種類、クライアント マシンからサーバー マシンへの接続方法について説明します。

Ranorex License Manager

フローティング ライセンスは、Ranorex License Manager を使用してインストールおよび管理されます。Ranorex License Manager がインストールされているマシンは、ライセンス サーバーとして機能し、クライアント マシンとのフローティング ライセンスのリース/リリースをおこないます。このため、Ranorex License Manager は、フローティング ライセンスを使用するすべてのマシンからネットワーク接続可能なマシンへ、インストールする必要があります。

以降、サーバー マシンを “サーバー”、クライアント マシンを “クライアント” と呼びます。

Ranorex License Manager のインストール

Ranorex License Manager は、Ranorex Studio とは別にインストールする必要があります。

License Manager のインストールは以下の手順でおこないます。

License Manager のインストーラーをダウンロードし、サーバーに配置します。
インストーラーの指示に従い、License Manager をインストールします。

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メモ

サーバーに Visual C++ 再頒布パッケージがインストールされていない場合、自動的にインストールされます。Visual C++ 再頒布パッケージのインストール後、サーバーの再起動が必要になります。

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メモ

  • 常に最新のバージョンの License Manager をインストールしてください。
  • License Manager は、IPv4, IPv6 および IPv4/IPv6 混在ネットワークで使用できます。
  • サーバーで、TCP/UDP 7266 番の通信を許可してください。

インストール後、License Manager が起動します。

トラブルシューティング

ごく稀に、License Manager の Windows サービスが開始されない場合があります。この場合、License Manager に以下のようなメッセージが表示され、動作しません。

Ranorex License Manager に表示されたエラー メッセージ
Windows タスク マネージャーで停止状態の RanorexLicenseService

原因

一部のアンチウィルス プログラムが RanorexLicenseService サービスを誤検知し、サービスが無効化されている可能性があります。

解決方法

Windows タスク マネージャーから RanorexLicenseService サービスを再起動します。引き続き動作しない場合には、License Manager を再インストールしてみてください。それでも解決しない場合には、サポートへ連絡ください。

インターネット接続を使用したインストール

フローティング ライセンスを使用するには、サーバーの Ranorex License Manager に、フローティング ライセンスをインストールする必要があります。インストールには、Ranorex License Authentication Server (Ranorex 社のライセンス認証サーバー) への登録と認証が必要になります。

フローティング ライセンスのインストールは、以下の手順でおこないます。

受領したライセンス キーを、License Manager の Paste Ranorex floating license keys here… と書かれた部分に貼り付けます。
ライセンスのインストール をクリックします。
OK をクリックします。
Ranorex License Authentication Server による認証がおこなわれ、インストールが完了すると、画面上部のリストに、インストールしたフローティング ライセンスが表示されます。

インターネット接続を使用しないインストール

ライセンスのインストール時、サーバーがインターネットに接続できない場合、以下のようなエラー メッセージが表示されます。

このような場合には、以下の手順をおこないます。

インターネットに接続可能なマシンで、http://auth.ranorex.com/license/ にアクセスします。
License Key フィールドに、受領したライセンス キーを入力します。
Machine Name フィールドに、サーバーのマシン名を入力します。
Authenticate をクリックします。

入力されてデータに基づいて、Ranorex License Authentication Server が、認証済みのライセンス ファイルを生成します。このファイルをダウンロードし、ライセンスをインストールしたいマシンへ配置する必要があります。

Download Authenticated License File をクリックし、ファイルをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを、USB メモリなどで、ライセンスをインストールしたいマシンへ配置します。

License Manager で、ライセンスのロード… をクリックします。
認証済みのライセンス ファイルを選択します。
開く をクリックします。
OK をクリックします。リストに、インストールしたライセンスが表示されます。

サーバーへのフローティング ライセンスのインストールが完了したら、クライアントからライセンスをリースできます。通常の運用時には、社内ネットワークなどでサーバーとクライアントが常時ネットワーク接続されている必要はありますが、サーバーがインターネットに接続されている必要はありません。

クライアントの設定

サーバーへのフローティング ライセンスのインストールが完了したら、ライセンスをリースできるよう、クライアントを設定する必要があります。

クライアントがサーバーがネットワークで接続され、通信可能であることを確認してください。

クライアントの設定は以下の手順でおこないます。

クライアントで、Ranorex Studio を起動します。
ヘルプ > ライセンス をクリックし、ライセンスの設定ダイアログを開きます。
Floating を選択します。

Server フィールドに、サーバーのマシン名または IP アドレスを入力します。または、更新ボタンをクリックし、ネットワーク上にインストールされている Ranorex License Manager を、リストから選択します。
その他のフィールドは、自動的に設定されます。

設定の削除 をクリックすると、すべての入力フィールドをリセットします。同じマシンにノードロック ライセンスがインストールされていて、そちらを使用したい場合などに便利です。

ライセンス タイプ

フローティング ライセンスには、3 種類のタイプ (Runtime, Professional, Premium) があります。

クライアントを設定する際、Type ドロップダウンから、このクライアントで使用したいライセンスのタイプを指定できます。例えば、このマシンではテストの実行のみをおこなおうと計画している場合、Runtime を指定するのが適しています。しかしながら、通常は Auto を指定することをおすすめします。

Auto (推奨)
現在のオペレーションに適切なライセンス タイプを自動で要求します。

Runtime
Runtime Floating License のみを要求します。このライセンス タイプは、Agent でのテスト実行、コマンドラインでのテスト実行、Ranorex Test Suite Runner でのテスト実行のみをおこなえます。

Professional (過去のバージョンのみ。現在このライセンス タイプはありません)
Professional Floating License のみを要求します。このライセンス タイプは、Runtime Floating でおこなえるテスト実行と、Ranorex Spy とトラッキング機能が使用できます。

Premium
Premium Floating License のみを要求します。このライセンス タイプは、使用できる機能の制限がなく、また、Ranorex Studio のすべての機能 (例: 起動、テストのレコーディング、テスト スイートの編集、など) を使用するのに必要なライセンス タイプです。

ライセンス リースの動作

ライセンスのリースは、Ranorex Studio およびその他のツールでの操作に基づいておこなわれます。例えば、単に Ranorex Studio を起動すると、Premium Floating License のリースが開始されます。また、Ranorex Agent でテストを実行すると、Runtime Floating License のリースが開始されますが、Runtime Floating License が使用できない場合には、Premium Floating License を使用することもできます。各ライセンス タイプで許可されている機能については、上記ライセンス タイプの内容を確認ください。

クライアントがサーバーからライセンスをリースした場合、そのライセンスは他のクライアントからは使用できなくなります。テスト実行の完了、Ranorex Studio の終了といった、トリガーとなる操作が完了すると、クライアントはサーバーにライセンスを返し、他のクライアントから使用できるようになります。

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メモ

Floating License が、ネットワークのエラーなどによって正常に返却されなかった場合、該当のライセンスは 5 分間、ロック (Locked) 状態になり、この間、使用できません。このような理由から、安定した信頼性の高いネットワーク環境での運用をおすすめします。

リース (Leased) 状態の Premium Floating License。このライセンスは他のクライアントは使用できません。
クライアント タブで、このライセンスを使用しているマシン名とユーザー名が確認できます。